Ｃ大阪　甲府の不敗神話止める！「自分たちにも自分たちの目標がある」

　不敗神話を止める！　Ｃ大阪は８日、９日の甲府戦（中銀スタ）に備え、大阪市此花区でミニゲームなどを行い調整した。

　開幕の新潟戦で決勝点を奪ったＭＦ柿谷曜一朗（２３）は、新たな布陣となる４－３－３のＦＷとして先発出場することが決定的。Ｊ２での昨季途中から２５試合連続無敗中の甲府には敬意を払いつつ「自分たちにも自分たちの目標がある。アウェーでも勝ち点を取って大阪に帰りたい」と勝ち点３への決意を示した。

　２日の新潟戦では１４年ぶりの開幕勝利を挙げたが、試合内容は乏しく、レヴィー・クルピ監督は早くも改革を断行した。５日の練習から４－３－３の新システムを採用。前線に柿谷とＦＷエジノ、杉本を配置し、その布陣で甲府戦に挑むことが濃厚となった。

　３人が流動的に動くスタイルは「運動量がカギ」と柿谷。２トップ時より守備の負担は増えるが、勝負を決める役割は忘れていない。「９０分間走りきって、その中でチャンスがきたら決めたい」。サクラのエースが２戦連発で９８年以来１５年ぶりとなる開幕連勝をたぐり寄せる。