本田　５戦連続欠場　バルセロナに滞在　リーグ再開初戦欠場も

　ＣＳＫＡモスクワの日本代表ＭＦ本田圭佑（２６）が９日のロシアリーグ再開初戦クリリア・ソビエトフ戦（アウェー）を欠場する可能性が出てきた。スペイン・マルベーリャで３次合宿中のＣＳＫＡモスクワは１日、ＢＡＴＥボリソフ（ベラルーシ）と親善試合を行ったが、本田は５試合連続で欠場。右膝に加え足首の治療のため、バルセロナに滞在していることが分かった。

　本田の姿はなかった。ＣＳＫＡモスクワは、ＢＡＴＥボリソフとの親善試合に３―０で快勝したが、日本代表ＭＦは５試合連続で欠場。グラウンドにも現れなかった。

　オノプコ・コーチは「どちらの足だったかは忘れたが、本田は膝と足首のケガの治療でバルセロナにいる。膝よりも足首の捻挫の治療が中心で、そんなに重症ではないと聞いている」と説明。昨年９月に手術した右膝だけでなく、足首にも故障を抱え、治療のためチームを離れ、バルセロナに滞在していることを明らかにした。

　本田は、２月にスペイン・ラマンガで行われた２次合宿中にも、バルセロナで右膝の検査を受けるためチームを離脱した。その後、２月２５日にはスルツキ監督が３次合宿で合流する見通しを示していたが、めどが立たない状況だ。今後に関してオノプコ・コーチは「今のところ、いつ合流できるか分からないし、リーグ戦に間に合うかどうかも分からない。ドクターの見解と本田の回復次第」と不透明であることを明かした。９日のリーグ再開戦クリリア・ソビエトフ戦に間に合わない可能性も出てきた。