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ピクシー “デスゴール”防ぎ「これでJ1に残れる」

[ 2013年3月3日 06:00 ]

<名古屋・磐田>後半、負傷しベンチに引き揚げる名古屋・闘莉王。左はストイコビッチ監督

J1第1節 名古屋1-1磐田

(3月2日 豊田ス)
 試合後の会見。名古屋のストイコビッチ監督は問われもしないのに自ら口を開いた。「ひとつ大事なことがある。それは前田(磐田)にゴールを入れさせなかったことだ」。両手で大きなマル印をつくり「これでJ1に残れる」とニヤリと笑った。

 シーズン初得点を決められたチームは降格するという“デスゴール”の前田を抑え、勝ち点1を死守したが、試合内容は不満が残った。前半36分、DF闘莉王が相手ゴール前に飛び込み相手のオウンゴールを誘発。しかし、その後は決定機をつくれずじまい。後半5分には大黒柱の闘莉王が持病の左アキレス腱痛を悪化させ交代した。「踏ん張った時に痛かった。きょうも出られる状況じゃなかったし。次は分からない」。週明けにも病院で検査を受ける予定だが、結果次第では9日のアウェー浦和戦の出場も危ぶまれる非常事態だ。

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2013年3月3日のニュース