俊輔17年連続FK弾!横浜 神奈川ダービー制す

[ 2013年3月3日 06:00 ]

<横浜・湘南>後半ロスタイム、PKでチーム4点目のゴールを決めたマルキーニョス(右)を祝福する横浜・中村

J1第1節 横浜4-2湘南

(3月2日 日産ス)
 横浜が神奈川ダービーを4―2で制し、5年ぶりの白星スタートを切った。前半40分に中村俊輔(34)が97年のプロ入り以来、レジーナ(イタリア)、セルティック(スコットランド)時代を含めリーグ戦17年連続となるFK弾を決めて先制。一度は逆転を許すも、日本代表アルベルト・ザッケローニ監督(59)が見守る中、斎藤学(22)らの活躍もあり再逆転した。
【試合結果】

 横浜の今季1号弾を決めたのはやはりこの男だった。前半40分、ゴール前、左サイド約25メートル付近で得たFK。中村が左足を振り抜くと、ボールは強風をものともせずGKの逆を突きゴールに突き刺さった。「ニアに鋭いボールを蹴ったつもりが風でカーブした。GKもセンタリングが来ると思ったと思う。ラッキーだった」。セルティック時代の06~07年シーズン以来自身2度目となるリーグ開幕戦ゴールを笑顔で振り返った。

 リーグでのFK弾はこれで97年のプロ入り以来17年連続となった。昨季は10月27日の名古屋戦までFK弾がなく「そろそろ決めないとやばい」と話し、セルティック時代の欧州CLマンチェスターU戦で決めたFKの映像を見るなどイメージを高めていたが、「(FKで)5本は決めたい」と話す今季は開幕戦でいきなり達成。自身の持つFK弾のJリーグ最年長記録も更新した。

 昨季途中から最も好むトップ下でプレー。より運動量が増し「コンディションが上がっていくのが分かる」と言う。いまだ衰え知らずの34歳。普段から体のケアを怠らず、一般的に約10キロとされる1試合の走行距離も昨季は平均約13キロを計測。この日も誰よりもピッチを走り回ったのが中村だった。10年に結んだ3年契約が昨季で満了。クラブ側からは複数年を提示される中、あえて単年で契約更新。今年に懸ける思いは誰よりも強い。

 チームは昨季、開幕から7戦勝ちがなかったが、今季は5年ぶりの白星発進となった。この日の先発11人の平均年齢は何と30・45歳。6月で35歳になる中村が、今季も“オヤジ軍団”を上位へとけん引する。

 ≪俊輔 FK弾日本人J最年長記録≫横浜・中村が前半40分に直接FKによる先制ゴール。J開幕戦は通算7度目の出場で初得点となった。これで97年のJリーグデビューからイタリア・セリエA、スコットランド、日本代表で17年連続して直接FKゴールを記録。また、34歳8カ月6日での直接FK弾は自身が持つ日本人J最年長記録を更新した(外国人を含むとジーコの41歳3カ月8日が最年長)。

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