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東京V社長が讃岐に謝罪 負傷の藤田を見舞いへ

[ 2013年2月25日 17:59 ]

 J2東京Vは25日、今月19日に行われた練習試合でJFL讃岐の選手が重傷を負った問題で、公式サイトに羽生英之社長(48)の謝罪文を掲載した。

 練習試合では東京Vの韓国人DFペ・デウォン(24)が讃岐のMF藤田浩平(23)と接触し、右足関節開放性脱臼骨折の重傷を負わせた。羽生社長は一連の騒動について、讃岐の選手と関係者、東京Vサポーターに対し「お騒がせして誠に申し訳ありません」と謝罪。試合翌日にペ・デウォンに事情を聞いたところ、本人は「故意に行ったプレーではない」と説明。ただし、大ケガを負わせたことに対して「本人も深く反省をしており悔やんでおります」とし、「ペ・デウォン選手と一緒にお詫びの気持ちを伝えるために、藤田選手をお見舞いさせていただきたいと考えております」と直接、謝罪に出向く考えを示した。

 また、三浦泰年監督(47)が試合中に審判に暴行し、暴言を吐いたという「憶測」があることには、社長自身が試合の映像を見て「三浦監督が異議を唱えて主審と接触していることが確認できました」。指揮官からは「選手を守る意志での行動であった」と報告を受けたが、「選手を守るためであったとはいえ、決して許される行為ではない」とバッサリ。「今後は自分たちのチームの選手だけではなくて、日本サッカーの未来を大切にする姿勢で指導をとってほしいと伝えました」と注意したことを報告した。

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2013年2月25日のニュース