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北九州退任の三浦監督が会見「モチベーション保てない」

[ 2012年11月15日 19:29 ]

記者会見するJ2北九州の三浦泰年監督

 今季限りでの退任が決まったJ2北九州の三浦泰年監督(47)が15日、北九州市で記者会見し、契約を1シーズン残して自ら退団を決めた理由を「クラブライセンス制度導入で、J1に昇格できない現実を突きつけられ、監督としてのモチベーションを保てなくなった」と語った。

 Jリーグは9月、来年から導入する新制度に基づき、北九州にはJ2限定のライセンスを交付した。「制度によって昇格の目標を失った上で戦うこと、戦わせることの難しさを痛感し、苦しい思いだった」と心境を明かした。

 今後については「私の考えが通用する環境で、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を目指せるチームの指揮を執りたい」と述べたが、具体的な移籍先などは明言しなかった。

 11年に北九州の監督に就任した三浦氏は、J2で前年最下位(19位)だったチームを8位に引き上げた。2年目の今季は9位だった。

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2012年11月15日のニュース