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竹島アピールの韓国選手 メダル剥奪の場合も兵役免除に影響なし

[ 2012年8月15日 07:28 ]

日本との3位決定戦の試合後、「独島はわれわれの領土」と書かれたボードを掲げる韓国の朴鍾佑選手

 ロンドン五輪サッカー男子の3位決定戦、日本―韓国の試合後に韓国の朴鍾佑(23)が竹島(韓国名・独島)領有を主張するメッセージを掲げたことについて、韓国の文化体育観光部(日本の省に相当)長官はメダル獲得特典の兵役免除に影響はないとの認識を示した。

 朝鮮日報によると、文化体育観光部の崔光植長官は13日のテレビ番組で、「メダルを剥奪されるようなことがあってはならないが、もしそうなったとしても兵役特例や報奨金はIOCの規定とは関係のない国内法の問題」と指摘。「兵役法施行令には五輪3位以上またはアジア大会1位に兵役特例を与えるとなっているが、メダル(を授与されたかどうか)に関する話はない」として、「関係機関と協議し、前向きな方向で検討する」と述べ、朴がメダルを剥奪された場合でも兵役を免除する方針を示した。

 韓国メディアによると、朴は13日夜、ソウル市内で開かれた銅メダル獲得を祝う晩さん会に出席。12日にチームとともに帰国したが代表選手が行った会見は欠席したため、帰国後初めての公の場となった。

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2012年8月15日のニュース