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デビュー2戦目の男・宮市 さあ代表初得点だ!

[ 2012年8月15日 06:00 ]

パス回しの練習でディフェンスする宮市亮

キリン・チャレンジカップ 日本―ベネズエラ

(8月15日 札幌ド)
 ウィガンへの期限付き移籍が決まった日本代表FW宮市亮(19=ウィガン)が相性のいい2戦目で南米の強豪から代表初得点を狙う。ベネズエラ戦もスーパーサブとしてベンチスタートが濃厚だが「やっぱり攻撃の選手なんで、出番があれば結果を残したい」とゴールへの強い意気込みを見せた。

 5月23日のアゼルバイジャン戦で待望のA代表デビュー。だが過度の緊張から足がもつれて転倒するなど本来の力を発揮できなかった。ただ、緊張が和らぐ2戦目にはこれまで結果を出している。10~11年シーズンのフェイエノールト、昨季のボルトンと、いずれも期限付きで移籍したチームのデビュー2戦目で得点を決めている。5月の代表デビュー戦後には「緊張しやすいタイプですけど、緊張どんと来いです」と話しており、ベネズエラ戦では歴代5位の若さとなる19歳245日での代表初得点に期待が高まる。

 13日にはアーセナルからウィガンへの期限付き移籍が正式発表された。今回の帰国直前に正式契約を交わしていたようで、この日は「アーセナルから、今年はウィガンで試合に出てほしいと言われた」と初めて移籍について言及。ウィガンはザッケローニ監督がオプションとしている3―4―3のシステムを採用しており、移籍は宮市にとってプラスに働きそうだ。

 今季で欧州3年目。「欧州では練習でもゴールを決めれば評価される。ゴールだったりアシストだったり目に見えるものを残したい」。ゴールに飢えた宮市が、ザックジャパンでも2戦目に真価を発揮する。

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2012年8月15日のニュース