マンＵ同僚を手本に　香川「ずぶとさを見習いたい」

居残りでシュート練習をする香川真司

キリン・チャレンジカップ 日本―ベネズエラ

（8月15日 札幌ド）
　スター軍団のずぶとさを手本にピッチに立つ。香川は就寝しても夜中に目が覚めるなど時差ボケに見舞われているが「マンチェスターＵの選手たちは調整に対して細かくない。ずぶとさを見習いたい。眠れないからといって気にするのではなく、ポジティブでいることが大切」と強調した。

　昨季序盤に故障明けで思うようなプレーができずネガティブ思考に陥り調子を落とした。その反省もあり、今季はメンタルコントロールに重点を置いている。昨年８月１０日の韓国戦で２得点するなど、札幌ドームとの相性は抜群。「９月の（Ｗ杯アジア最終）予選につながる試合。自分の良さを最大限出したい」と力を込めた。なお、１１～１２年シーズンの欧州最優秀選手の候補３２人に入っていた香川だが、ＵＥＦＡが１４日に発表した最終候補１０人からは漏れた。