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タコの次は牛が予想 欧州選手権1回目の予想は外れ

[ 2012年6月12日 19:57 ]

 ポーランドとウクライナで8日から始まったサッカーの欧州選手権。優勝候補ドイツでは、殺処分直前に牧場から逃げ出し、動物愛護団体に保護された雌牛の「イボンヌ」に勝敗を予想させ、話題になっている。

 2010年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会では、ドイツの水族館のタコ「パウル君」が結果を次々と的中させ世界的な人気者に。イボンヌも活躍が期待されたが、9日のドイツ―ポルトガル戦でポルトガルの勝利を予想。1―0でドイツが勝ち、1回目の予想は外れた。

 イボンヌは乳牛としての役目を終え、食肉処分される予定だった。しかし昨年5月下旬、ドイツ南部の牧場から逃走。地元当局が猟師に射殺を許可する一方、大衆紙ビルトが懸賞金1万ユーロ(約99万円)を出し、生け捕りにするよう呼び掛けるなど捕物劇が大きな話題を呼んだ。イボンヌは9月上旬に保護された。

 勝敗予想はドイツと対戦国の国旗を付けた餌箱を置き、餌を食べた方が勝利するという形で行われる。(共同)

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2012年6月12日のニュース