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本田 カズ超える!W杯最終予選5得点の新記録狙う

[ 2012年6月12日 06:00 ]

軽快な動きを見せる日本代表の本田圭佑

日本代表練習

(6月11日 ブリスベーン)
 トップ下で先発が確実な日本代表MF本田圭佑は3連勝が懸かる重要な一戦で、最終予選最多得点記録更新を狙う。

 3日のオマーン戦で先制弾を挙げ、8日のヨルダン戦ではハットトリックを達成。2試合で4ゴールを決め、98年W杯フランス大会アジア最終予選で三浦知良(現J2横浜FC)が記録した最多得点に並んでいる。

 集中モードに入ったため、この日は無言を貫いたが「出た試合は結果を出して勝つことしか考えていない」が口癖。自らのゴールで勝ち点3を奪うイメージはできている。

 小雨の降る中、冒頭15分のみ公開された公式練習では、違和感の残る右膝の状態を入念に確認。9日にラグビーの試合が行われた凸凹ピッチでのボールの走り具合などもチェックして臨戦態勢を整えた。最終予選で3試合連続ゴールを決めれば、97年の呂比須以来の快挙となる。オーストラリア戦翌日の13日は26回目の誕生日。24歳の誕生日の翌日だった10年W杯南アフリカ大会初戦カメルーン戦ではゴールを決めており、今回も祝砲の気配が漂っている。

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2012年6月12日のニュース