横浜ＦＣ新監督に山口素弘氏が浮上！２１日にも電撃就任

松田直樹さん追悼試合し出場した山口素弘氏

　成績不振のため１８日に岸野靖之前監督（５３）を解任したＪ２横浜ＦＣの新監督に、ＯＢで元日本代表ＭＦの山口素弘氏（４３）が就任することが２０日、決定的となった。

　横浜ＦＣの北川浩史社長（４０）は東京Ｖ戦後、候補者を絞って交渉中であることを認めた上で「手応えは分からない。苦しい状況を打破してくれる人」とコメント。だが、既に交渉は大詰めで、早ければ２１日にも電撃就任が決まる可能性もあるという。

　山口氏は現役時代、ボランチとして活躍。横浜Ｆ、名古屋、新潟を経て０５年から３年間、横浜ＦＣでプレー。Ｊ１昇格に貢献し、０７年限りで現役を引退した後は母校・東海大のコーチを務めたり、テレビの解説者として活躍していた。

　横浜ＦＣは開幕４試合で２分け２敗で最下位（２１位）に低迷しており９８年Ｗ杯フランス大会にも出場した頭脳派ＭＦに再建を託すことになる。

　▽山口　素弘（やまぐち・もとひろ）１９６９年（昭４４）１月２９日、群馬県出身の４３歳。前橋育英から東海大を経て、９１年に横浜Ｆの前身の全日空入り。横浜Ｆと横浜Ｍの合併に伴い９９年名古屋移籍。その後、新潟、横浜ＦＣに在籍し０７年引退。Ｊ１通算３６２試合３７得点。Ｊ２通算１０６試合４得点。日本代表では９８年Ｗ杯フランス大会に出場するなど通算５８試合４得点。