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名古屋2試合連続ドローも ピクシー「アウェーでは良い結果」

[ 2012年3月21日 19:20 ]

<名古屋―セントラルコースト>前半、先制ゴールを決め、永井(右)と喜ぶ名古屋・闘莉王

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は21日、各地で1次リーグの第2戦を行い、G組の名古屋はアウェーでセントラルコースト(オーストラリア)と1―1で引き分けた。第1戦に続くドローで、2試合通算勝ち点2にとどまったが、ストイコビッチ監督は「全体を通して満足している」とチームに合格点。藤本、小川、中村の主力3人を負傷で欠く中での勝ち点1に「アウェーでドローは良い結果」と繰り返した。

 3失点を喫した17日のFC東京戦からディフェンス陣2人を入れ替えて臨んだ一戦。立ち上がりからボールを支配した名古屋はサイドから攻撃を展開。前半11分には永井がドリブルで左サイドを駆け上がり、同17分には金崎が右からシュートを放った。同21分には玉田が倒されて得たFKから先制。玉田がグラウンダーのボールをエリア内に送ると、ニアでダニルソンがつぶれ役となり、走り込んだ闘莉王が右足で押し込んだ。

 しかし7分後、セントラルコーストがこの試合1本目のシュートで同点。左サイドからのクロスに反応したDFズワンズワイクが阿部に競り勝ってヘッドで同点ゴールを叩き込んだ。

 後半は両チームとも決定的なチャンスがつくれずこう着状態。ストイコビッチ監督は田口、田中輝、ルーキー田鍋と若手を次々投入したが勝ち越し点が奪えず、1―1で試合を終えた。

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2012年3月21日のニュース