G大阪 ACL初の連敗スタート…泥沼の公式戦4連敗

[ 2012年3月21日 06:00 ]

<G大阪・アデレード>2点目のゴールを奪われ、ぼうぜんとするG大阪イレブン

ACL1次リーグE組 G大阪0―2アデレード

(3月20日 ハインドマーシュ)
 トンネルはいつまで続く…。E組のG大阪は敵地でアデレード・ユナイテッド(オーストラリア)と対戦し、0―2で完敗。公式戦4連敗を喫した。4季前にアジア王者となった地で、ACLは2連敗と早くも敗退危機。セホーン監督(61)の去就も騒がしくなりそうだ。

 おなじみの光景としか言いようがない。前半早々、セットプレーからの失点。08年にアジア王者に輝いた栄光の地で開幕から公式戦4連敗、ACLでは初の連敗スタートという屈辱にまみれた。

 前半17分にセットプレーから最後は李昇烈(イスンヨル)のオウンゴールで、4試合連続の先制点を献上。7分後にもセットプレーから失点を重ねた。「メンタルの戦い。結果が大事になる」。セホーン監督は豪州Aリーグ10チーム中9位の相手と、自軍のチーム状況を照らし合わせながら、そう位置付けたものの、セットプレーでの失点はともに相手に競り負けたもの。2失点目はGK藤ケ谷が一度はセーブするも、こぼれ球に誰も反応しなかった。日本代表MF遠藤が「集中力を切らしていた」と嘆けば、DF加地も「焦って自滅している」と振り返った。

 自信喪失に加え、気温30度のピッチで運動量も少ない。攻撃陣は高めに位置取った遠藤を中心に何度か決定機をつくったが、ネットを揺らせなかった。ACLでは2戦連続無得点となり、過去5勝1分けだった豪州勢への無敗記録も止まった。

 金森社長はC大阪との敗戦後、「オレは我慢強いんだ! これから勝ちだしてくるよ」と指揮官の即座解任を否定した。しかし開幕から計4戦10失点で半分がセットプレー。同じミスで失点を重ねている。早くもACLは06年以来の予選敗退危機。一体どこまで我慢し続けるのか…。この状況を打開できる策はまるで見えてこない。

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