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ロンドン五輪出場ピンチ…直輝 左膝負傷で途中交代

[ 2012年3月21日 06:00 ]

<浦和・仙台>負傷退場した浦和の山田直(左下)

ナビスコ杯予選リーググループA 浦和1-0仙台

(3月20日 埼玉)
 浦和のU―23日本代表MF山田直輝(21)が20日のナビスコ杯仙台戦で左膝を負傷。試合後、さいたま市内の病院に直行した。長期離脱の可能性もありロンドン五輪出場に黄信号がともった。

 山田直は2列目の左で先発し、前半25分に相手ペナルティーエリア手前でパスカットされたボールを奪い返しにいこうと仙台DF田村と競り合った。その際相手の足が左膝に入る形になった。山田直は顔を覆ったまま担架で運び出され、矢島と交代した。ペトロヴィッチ監督は試合後の会見で「もしかしたら重傷かもしれない」と表情を曇らせた。21日にも診断が出る見通しだが、負傷の程度によっては7月開幕のロンドン五輪出場も絶望となる。

 山田直は今年に入って相次ぐケガに泣いてきた。五輪最終予選マレーシア戦のメンバー発表を翌日に控えた2月12日に右中臀(でん)筋肉離れで全治2週間と診断。復帰直後の同月23日の練習中に左膝炎症を発症した。その後3月6日に練習し、リーグ戦は開幕から2試合連続で出場していた。

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