市船橋２発快勝！伝統校の風格で４強入り

全国高校サッカー選手権準々決勝 市船橋２―０矢板中央

（1月5日 駒沢）
　第９０回全国高校サッカー選手権準々決勝は５日、駒沢競技場で行われ、市船橋が矢板中央に２―０で快勝。７日の準決勝で大分と対戦する。

　８大会ぶりの栄冠へ、過去優勝４度の伝統校が関東勢対決を制した。

　堅守の対決で均衡を破ったのは市船橋。前半２０分、先制点はセットプレーから生まれた。左ＣＫを蹴ったＦＷ菅野のアシストをニアのＤＦ小出がヘディングで合わせ、バウンドさせたボールがゴールに吸い込まれた。小出は今大会２得点目。

　寄せが早い市船橋は中盤からプレッシャーを掛け、後半に入っても主導権を渡さず。１―０の後半３５分、ＦＷ岩渕がヘディングでダメ押し弾。再びセットプレーから追加点が生まれ、７年ぶりの４強進出を決めた。