鹿島、初のOB監督!ジョルジーニョ氏就任濃厚

[ 2011年12月16日 06:00 ]

鹿島時代のジョルジーニョ氏

 鹿島が来季の新監督候補をOBで元ブラジル代表のジョルジーニョ氏(47)に一本化したことが15日、分かった。オズワルド・オリヴェイラ監督(61)の今季限りでの退任を受け、複数の後任候補をリストアップ。水面下で条件面などの調査を進め、候補を絞り込んだ。ジョルジーニョ氏も就任に前向きな姿勢を示しており、クラブ史上初のOB監督が誕生する可能性は高い。

 鹿島が3季ぶりのリーグ制覇を目指す来季の指揮を、OBで元ブラジル代表のジョルジーニョ氏に託す方針を固めた。00~05年に指揮を執ったトニーニョ・セレーゾ氏(56)の復帰や、奥野僚右コーチ(43)の内部昇格など複数の候補を挙げて調査を進めていたが、この日までに一本化。既に条件面などの下交渉を開始しており、近日中に正式オファーに発展する見通しだ。

 ジョルジーニョ氏は95~98年に鹿島に在籍。右サイドバックとして94年W杯米国大会では優勝も経験している。03年に現役引退後はアメリカFC(ブラジル)監督やブラジル代表コーチなどを歴任。今季はフィゲイレンセで指揮を執り、弱小クラブをブラジル全国選手権7位に躍進させた。今季限りで退任が決まり、ブラジルの複数クラブやG大阪などからも来季監督就任に向けた調査を受けていた。

 好景気を迎えるブラジルはサッカー界のサラリーも急騰中。関係者によると、ジョルジーニョ氏が来季ブラジルで指揮を執れば、年俸200万ドル(約1億6000万円)以上とされる。鹿島の監督就任には条件面の歩み寄りが必要だが、地元紙には「かつてプレーしたクラブに戻るのは自然なこと」と前向きな姿勢を見せており、交渉がまとまる公算は大きい。

 OBが指揮を執ることになれば、8代目の監督でクラブ史上初となる。オリヴェイラ監督への続投要請を断られてから10日、常勝軍団の来季体制がようやく見えてきた。

 ◆ジョルジーニョ 本名ジョルジ・ジ・アモリン・カンポス。1964年8月17日、ブラジル・リオデジャネイロ州出身の47歳。現役時代は右サイドバックとしてサンパウロ、レバークーゼン、バイエルンM、鹿島などでプレーした。ブラジル代表としては国際Aマッチ64試合3得点を記録。03年に現役引退して、古巣アメリカの監督やブラジル代表コーチなどを歴任した。1メートル75、69キロ。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「南野拓実」特集記事

2011年12月16日のニュース