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C大阪“金鳥”で飛べず…公式戦不敗ストップ

[ 2011年5月30日 06:00 ]

<C大阪・大宮>後半、中盤で競り合う大宮・片岡(上)とC大阪・小松

J1第13節 C大阪0―1大宮

(5月29日 金鳥スタ)
 ついに止まった。キンチョウスタジアムで喫したC大阪の初黒星。24日のACLラウンド16で宿敵・ガンバを倒し、アジア8強を決めた勢いは豪雨に流された。

 これで今季リーグ戦7戦勝ちなし。レヴィー・クルピ監督は「同じことを繰り返した。前半思うようなサッカーができず、後半盛り返して流れをつかむことはできたが、チャンスに決めることができなかった」と厳しい表情で振り返った。

 水しぶきがあがるピッチで思うようにボールがつながらず、前半14分、大宮に先制を許す。「ニアでやられた。ボクのミス」とGK金鎮鉉は唇をかんだ。後半は攻め込んだが、12本のシュートは空砲に。リーグ再開後5試合連続ドローで耐えてきたが、この日は反撃があと一歩届かなかった。

 キンチョウスタジアムの公式戦不敗記録が「12」で、長居を含めたホームでの公式戦不敗神話も「17」でストップ。前日28日に入籍を表明したMF清武も連続試合ゴールが止まった。「決めるだけだった。(記録も)またリセットしてやっていきたい」と語り前を向く。チームは30日から約1週間オフ。心身ともにリフレッシュしてもう一度出直しするしかない。

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2011年5月30日のニュース