シャルケ5発!CL初「日本人対決」は内田に軍配

[ 2011年4月7日 06:00 ]

<インテル・ミラノVSシャルケ>ゴールを決めたラウルに笑顔で抱きつく内田

欧州CL準々決勝第1戦 シャルケ5―2インテル・ミラノ

(4月5日)
 欧州CL初の日本人対決は、シャルケのDF内田篤人(23)に軍配が上がった。6日に準々決勝第1戦の2試合が行われ、シャルケは敵地でインテル・ミラノを5―2と逆転で破って先勝。内田はフル出場で快勝に貢献し、後半31分から出場したインテル・ミラノのDF長友佑都(24)と日本代表対決で火花を散らした。またレアル・マドリードはホームでトットナムに4―0で大勝。第2戦は13日に行われる。

 世界最高峰の舞台で、日本代表のサイドバック2人が新たな歴史を刻んだ。欧州CL初の日本人対決で勝利をつかんだのは内田。試合後に長友に歩み寄って抱き合い、ともに笑顔で健闘を称え合った。取材エリアでは肩を組みながら“掛け合い漫才”のような会話を展開。「長友さんの相手はしてられないですよ」と軽口を叩いて、仲の良さも披露した。

 公式戦11試合連続の先発でフル出場した内田は、長友も脱帽するプレーで5―2の逆転勝利に貢献。内田は「こんなに点がボコボコ入るような試合というのはあまりない。僕たちが頑張った結果じゃないですか」と胸を張った。

 前半4分にFWラウルの頭へピンポイントで右クロスを供給。3―2で迎えた後半12分には正確で鋭いくさびのパスが起点となり、相手オウンゴールにつながった。守備ではカメルーン代表FWエトオ、オランダ代表MFスナイダーらW杯南アフリカ大会でも対戦したスター選手に「うまいな、やっぱり」と圧倒されながらも冷静なポジショニングと粘り強さで対応。後半26分にはスナイダーの強烈なミドルシュートを倒れ込みながら体で止めてみせた。

 後半31分からは途中出場した長友と、欧州CL初の日本人対決が実現。同ロスタイムに内田はスルーパスに反応して右サイドを突破したが、長友にブロックされてクロスは上げられなかった。直接のマッチアップは少なかったが、日本人ファンにとってはたまらない攻防だった。

 開始26秒で先制点を許す苦しい展開をひっくり返して敵地で5―2と先勝。「耐えることはだいぶしてきたので。耐えて、崩れず、諦めず」と内田。13日のホームでの第2戦では3点差で敗れても突破が決定する。内田が日本人初の4強進出に大きく近づいた。

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