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中田同点弾 敵地で貴重な勝ち点1獲得

[ 2011年4月7日 06:00 ]

ACL<水原・鹿島>後半、同点ゴールを決めサポーターの声援に応える鹿島・中田

ACL1次リーグH組 鹿島1―1水原

(4月6日 水原W杯)
 鹿島はアウェーで貴重な勝ち点1を獲得した。0―1の後半26分の左CK。野沢のキックに反応した岩政が頭でボールの角度を変えると、最後はファーサイドに走り込んだ中田が左足で決めた。

 東日本大震災直後は鹿嶋市内の選手寮でも断水が続き、食糧や生活必需品も不足した。チームは3月15~27日まで一時解散。全体練習再開から10日目で3月6日の大宮戦以来の公式戦を迎えた。小笠原、遠藤ら東北出身選手は被災地支援に奔走中で、クラブには親戚を亡くした職員もいる。サッカーに集中できる環境が整わない中で奮闘したが、小笠原は「普段なら最低限の結果といえるけど、今の状況では被災地にプレゼントする勝利が欲しかった」と悔しがった。

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2011年4月7日のニュース