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1人勘違いで…平山2年連続開幕弾は“幻”に

[ 2011年3月6日 06:00 ]

<FC東京・鳥栖>後半16分、谷沢の決勝ゴールのアシストとなるヘディングシュートを鳥栖GK室(左)と競りながら放つFC東京・平山

J2第1節 FC東京1―0鳥栖

(3月6日)
 J2FC東京のFW平山相太(25)の2年連続開幕弾は“幻”に終わった。鳥栖戦の後半16分、ゴール前で相手GKが振り上げた両手の、さらに上から平山が迫力満点のヘッド。ゴールに入ったか微妙だったが、そのこぼれ球をMF谷沢が押し込み1―0。貴重な決勝点となった。

 ゴール裏に走り、1人で勘違いのガッツポーズまで見せていた平山は試合後も「完全に自分のゴールっす」と譲らない。最後は「でもちゃんと詰めていてくれて良かったっす」と渋々認めるしかなかった。

 「DFはボールを動かしても取りに来ない」と、ほとんどが格下となるJ2の難しさも痛感させられた平山。日本代表のザッケローニ監督も注目する大型FWは、ゴール量産シーズンにすることができるかどうか。

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