×

第2次大戦中に供出…FAが銀製カップ復元

[ 2011年3月6日 19:07 ]

 イングランド・サッカー協会(FA)から寄贈され、現在の日本サッカー協会設立と天皇杯全日本選手権開催の契機となった銀製カップがFAによって復元されることになった。日本協会の小倉純二会長が6日、バーンスタインFA会長との会談を終えて帰国し、明らかにした。当時の銀製カップは第2次大戦中に供出させられた。

 小倉会長は日本協会が創立90周年を迎える9月10日の日本サッカー殿堂の式典までには完成させてもらいたい意向。英国の“聖地”ウェンブリー競技場で贈呈式を行う計画もあるという。「歴史を知ってもらいたいし、平和の大切さも伝えたい。カップは天皇杯の優勝チームに渡してもいい」と話した。

続きを表示

2011年3月6日のニュース