ザックジャパン　アルゼンチン戦へ最終調整

ミニゲームで関口（左）と競り合う本田圭（中央）。右は槙野

　サッカーの日本代表は８日午後７時５０分から埼玉スタジアムでアルゼンチン代表と国際親善試合のキリン・チャレンジカップを争う。日本はザッケローニ監督の初采配となる注目の一戦に向けて７日、最終調整した。

　練習は午前、午後に分けて実施し、午前は非公開で紅白戦やセットプレーを確認した。試合会場で公式練習に臨んだ午後はミニゲームなどを行い、成長株の香川（ドルトムント）が切れのいい動きを見せた。その後、記者会見したザッケローニ監督は「招集した選手が、どうアルゼンチンに挑むか興味がある。いいプレーをして、結果がついてくれば何よりだ」と語った。

　松井（トム）は左ひざ痛のため途中で午後の練習を切り上げ、本田拓（清水）は右内転筋痛のため別メニューだった。

　ワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会８強のアルゼンチンは世界屈指のＦＷメッシ（バルセロナ）ら、ほぼベストメンバーが来日した。両チームの対戦成績は日本の６戦全敗。