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ザック監督の初采配注目!堅守速攻で強豪に対抗

[ 2010年10月7日 18:23 ]

 日本代表の初指揮を執るザッケローニ監督が、どんな布陣と戦術で南米の雄に立ち向かうのか。アルゼンチン戦はイタリア人指揮官の采配が最大の注目点だ。勝敗だけでなく、今後へ期待を抱かせる内容が求められる。

 新監督は短い準備期間で主に守備の約束事をチームにたたき込んだ。明確にゾーンを分け、背後の相手やボールに対して責任を負わないことを確認。マークの受け渡しや正確なポジション取りが生命線となる。センターバックの闘莉王(名古屋)中沢(横浜)は不在だが、指示を出し合って細心の対応をしたい。

 ボールを奪ったら、シンプルにゴールへ向かう姿勢が強調されている。イメージは堅守速攻に近く、本田圭(CSKAモスクワ)や香川(ドルトムント)らにいい形でボールが入る展開が理想だ。まだ成熟した連係を求めるのは酷なだけに、1対1や球際で簡単に負けないのは大前提となる。

 アルゼンチンは9月の国際親善試合でワールドカップ(W杯)優勝のスペインに4―1で快勝するなど、実力的には明らかに格上。メッシ(バルセロナ)らスター選手が、どんなプレーを披露するかも楽しみの一つだ。

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2010年10月7日のニュース