×

本田「ぼくとしてはまれに見るゴール」連敗の危機救う活躍

[ 2009年8月10日 10:42 ]

 サッカーのオランダ1部リーグ、VVVフェンロに所属する本田圭佑の活躍が目覚ましい。2日の今季開幕戦で1ゴール1アシスト、9日は2点を追う展開から2ゴールした。チームは2戦とも引き分けたから、連敗スタートの危機を救ったともいえる。

 9日の1点目は前半37分だった。「パスが出たら思い切りけろうと思っていた。状況が良かった」と左足で決めた。後半32分の2点目は珍しくヘディングで入れて「ぼくとしてはまれに見るゴール」と話した。
 序盤に失点を重ねた展開に「動きだすのが遅い。後手に回っている」と苦言を呈した。勢いに乗りきれないチームに、昨季最後に感じた一致団結という状態が「まだない」と、主将らしい言葉を並べた。
 昨季は2部でMFというポジションながら16ゴールを挙げた。主将としても存在感を発揮し、リーグ優勝で最優秀選手になった。次は2連勝と好調なユトレヒトとぶつかる。敵地での試合だが「強気な姿勢を最初から見せたい」と闘志を燃やした。(共同)

続きを表示

2009年8月10日のニュース