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ロビーニョ汚名返上弾で監督に恩返し

[ 2009年2月12日 06:00 ]

<ブラジル・イタリア>前半27分、ロナウジーニョ(右)にゴールを祝福されるロビーニョ

 ブラジルは10日、親善試合イタリア戦に2―0で快勝した。FWロビーニョ(25=マンチェスターC)が1得点1アシスト。昨年9月以来の復帰となったMFロナウジーニョ(28=ACミラン)も好プレーで貢献した。

 ドゥンガ監督が「最高の出来」と振り返った一戦で苦境の両スターが意地を示した。1月27日に性的暴行の疑いで逮捕され、保釈中のロビーニョは前半12分の先制アシストに続いて同27分に自らボールを奪って追加点。逮捕後に「彼の言葉を疑う理由はない」と擁護した指揮官の期待に応えた。ACミランで出場機会減少中のロナウジーニョも先制の起点となるなど貢献し「この調子を続けたい」と訴えた。W杯南米予選で2位ながら内容が悪いと批判されてきた指揮官にとっては、親善試合とはいえ世界王者を下し、3月29日のW杯予選エクアドル戦に弾みをつける1勝となった。

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2009年2月12日のニュース