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豪州戦終え俊輔らが離日「強引さ足りなかった」

[ 2009年2月12日 17:41 ]

 サッカー日本代表のMF中村俊(セルティック)ら欧州でプレーしている5人が12日、所属クラブに戻るため成田空港から日本を離れた。11日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦は、攻め込みながら0―0で引き分けた。出国前の欧州組が挙げた得点力向上の課題は「強引さ」だった。

 日本が目指している複数の選手が連動し、素早くパスを回すサッカーはできてきた。だが、圧倒している割にはシュート数は11。ゴールへの意識は物足りなかった。
 中村俊は「もう少し強引にゴールをこじ開けるプレーがあってもいい」と言い、MF長谷部(ウォルフスブルク)も「丁寧にやりすぎた。もっと遠めからシュートを打ってもいい」と反省した。
 FW大久保(ウォルフスブルク)は「積極的にいかないと。ホームだからもっと圧倒してもよかった」と、欲求不満の様子だ。次戦のバーレーン戦(3月28日・埼玉スタジアム)もホームでの開催となる。10月のウズベキスタン戦に続く2試合連続ホーム引き分けの嫌な流れを、ゴールラッシュで断ち切りたい。

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2009年2月12日のニュース