シェバに仕事させず！長谷部１位に貢献

＜ＡＣミラン・ボルフスブルク＞ＡＣミランのセードルフ（左）と競り合う長谷部誠

　ＵＥＦＡ杯グループリーグ最終節の８試合が１７日に行われ、ＭＦ長谷部誠（２４）が所属するＥ組のボルフスブルクは、アウェーでＡＣミランと２―２で引き分けて、グループ首位で決勝トーナメント進出を決めた。けがでＭＦ松井大輔（２７）が欠場したサンテチエンヌもＧ組を１位通過。決勝トーナメントは各組３位以内に入った２４チームに、欧州ＣＬ１次リーグで各組３位に終わった８チームを加えた３２チームで行われる。

【ＵＥＦＡ杯グループリーグＥ組
】

　ボルフスブルクの長谷部が右サイドバックとして公式戦３試合連続で先発。ＭＦシードルフ、ＦＷシェフチェンコにボールが渡っても密着マークで前を向かせず、後半３０分に交代するまで守備面で大きく貢献した。本来のＭＦではないが「やりにくいことはない。ここが自分のポジションだと思うこともある。試合に出ることが大切なので、結果を出していかなければ」と前向きにとらえていた。試合は２―２で引き分け、グループリーグを１位で突破した。（ミラノ・下妻宏通信員）