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格の違いまざまざ 俊輔、トップ下で孤立 

[ 2008年10月22日 10:06 ]

 セルティックはマンチェスター・ユナイテッドに格の違いを見せつけられ3―0で完敗。トップ下で出場した中村は「(チームは)パスミスだらけ。なるべくボールをつないで自分たちの良さを出さないと」と反省した。

 立ち上がりは悪くはなかった。シンプルなパス回しからリズムを作ると、中村は開始直後に相手DFの裏を突くロングボールを前線に配球し、前半18分には左サイドを切り裂くスルーパスでチャンスを演出した。守備の意識も高くボールを奪われた瞬間からすぐにプレッシャーをかけ、危ない場面では最終ラインまで下がって相手を追い回すなどピッチ狭しと精力的に動き回った。
 しかし、同30分に先制を許すと昨季の欧州王者のスピードあふれる試合運びにほんろうされ、チームの勢いはなくなり集中力も切れた。中村にボールは集まらず、孤立する場面が目立ち、後半17分に退いた。
 1次リーグ3試合を終えて勝ち点1の3位。3年連続の16強入りが難しい状況になりつつあるが、「あまり考えずに1戦1戦やっていくだけ」とまだまだ諦めてはいない。(共同)

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2008年10月22日のニュース