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オシム前監督が来日 現場復帰には消極的

[ 2008年10月22日 12:22 ]

 サッカー日本代表のイビチャ・オシム前監督(67)が22日、成田空港着の航空機で再来日した。4カ月半ぶりに日本に降り立ったオシム前監督は「健康に戻ってこられてうれしい。こちらにいない間は、日本が懐かしかった」と元気に話した。

 昨年11月に急性脳梗塞で倒れ、日本代表は岡田監督に引き継がれた。今回は病状の検査と日本サッカー協会アドバイザーの職務のために来日。つえもなく、しっかりした足取りだったが、一部で報道があった現場復帰については「医者は大丈夫と言ってくれないだろう。わたしと家族にとってリスクが高い」と消極的な姿勢を示した。
 約20分間も報道陣に話し続け「サッカーの質からすれば、日本はワールドカップ(W杯)に出場して当然の国だ」と日本代表にエールを送り、話し終えると「これで今日のリハビリは終わりです」と笑顔を見せた。

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2008年10月22日のニュース