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連続無得点 相馬が549分で止めた

[ 2008年3月31日 06:00 ]

<浦和・新潟>前半42分、先制点を決めて喜ぶ浦和・相馬

 【浦和3―0新潟】浦和の549分の“沈黙”を打ち破ったのは左MF相馬崇人(26)だった。前半42分、左サイドを抜けだし、利き足の左足アウトサイドでゴールポストとGKの間にできたわずかなスペースをぶち抜いた。「シュートを打つイメージで(ゴール前に)入って行った。狙い通りです」と自画自賛。浦和にとって5戦ぶりのゴールとなる先制弾が、猛攻の口火を切った。

 今季は「変身」を目指している。またぎフェイントとクロスの印象が強い左サイドのスペシャリストだが、マンチェスターUのゴール集DVDを見て「ドリブルシュートで得点というのは意外に少ない。シンプルに狙いたい」と心変わり。この日は得意のドリブルも封印し、ゴールに直結するプレーを貫いた。岡田ジャパン入りも期待される左サイドが、新境地をみせた。

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2008年3月31日のニュース