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水戸社長、昨年8月に飲酒運転事故

[ 2008年3月31日 06:00 ]

 J2水戸の宮田裕司社長(48)が昨年8月に飲酒運転し、車の前部を破損する自損事故を起こしていたことが30日、分かった。28日の臨時取締役会で自ら報告し、社長を除く取締役で協議した結果50%、3カ月間の減俸処分が課された。31日に会見するが、4月下旬の株主総会で辞任を求める声が上がるのは避けられない状況だ。

 宮田社長は「株主総会で報告するつもりだった。報告してけじめをつけたかった」と説明。進退については「クラブ役員だけでなく、いろいろな方の支援があるので、意見をうかがった上で」と話すにとどまった。

 しかし、飲酒運転が社会問題化する中でのクラブトップの不祥事。しかも7カ月以上も経過しており、Jリーグの鬼武チェアマンは「情けない話だ。子供たちにスクールで教えたり、選手を指導する会社のトップ。自分で処分は決めるだろう」と突き放した。

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2008年3月31日のニュース