オカン見たか！播戸弾でリーグ戦１勝

＜Ｇ大阪・東京Ｖ＞前半１３分、ジャンピングボレーでゴールを決めるＧ大阪・播戸。下は東京Ｖ・土屋

　【Ｇ大阪２―１東京Ｖ】Ｇ大阪が開幕３試合目でようやくリーグ戦初勝利。立役者は今季初先発の播戸だ。前半１３分、右サイドの橋本が上げた斜め後ろからのクロスをジャンピングボレーで華麗に決めて先制。チームの今季リーグ戦初得点はクラブ史上通算９００点目。２年前に通算８００点目も決めている播戸は「きょうはお母ちゃんの誕生日やから。プレゼントにフライパンを要求されてたけど、ゴールでよかったんちゃう」とおどけた。前半に追いつかれたが、後半３１分にルーカスが勝ち越し点を決めて勝負あり。西野監督は「得点もできて結果も取れた。非常にいいゲームだったと思います」と満足げだった。

　≪東京Ｖミスミス連敗≫東京ＶはＦＷ船越の１０６１日ぶりとなるＪ１ゴールも、ＧＫ土肥の好セーブ連発も３年ぶりのＪ１勝利には結びつかなかった。柱谷監督は「ボールを失う、攻められる、の繰り返し」とミスの多さを嘆いた。だが、中２日で迎える磐田戦は２週間のミニキャンプを終えたＦＷ平本が復帰見込みで、川崎Ｆ退団のＦＷフッキ獲得も間近。「悲観することはない」と話す闘将は次戦で初勝利を目指す。