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柔道五輪代表が帰国 桂治は北京に残る

[ 2008年8月17日 20:08 ]

成田空港で大勢の人の出迎えを受ける上野雅恵(中央)、内柴正人(左)、塚田真希(中央奥)ら柔道代表選手

 【北京五輪 柔道】北京五輪で7個のメダルを獲得した柔道の日本選手団が17日、成田空港着の航空機で帰国し、長男の病気で既に帰国している女子48キロ級3位の谷亮子(トヨタ自動車)を除くメダリストが空港内で記者会見を行った。

 男子100キロ超級で初優勝した石井慧(国士舘大)は「応援してくださった皆さまのおかげで優勝できた。柔道最高!」と破顔一笑。同66キロ級を2連覇した内柴正人(旭化成)は「メダルを持って、家族の一人一人に会いに行きたい」と話した。

 女子も金メダル二つでいずれも五輪2連覇。63キロ級の谷本歩実(コマツ)は「支えてくれた人々にあいさつして感謝を伝えたい」と笑みを浮かべ、70キロ級の上野雅恵(三井住友海上)は「まずは(関係者に)あいさつ回りをしたい」と述べた。

 試合中に左ひじなどを負傷した同78キロ超級2位の塚田真希(綜合警備保障)は「けがを治してから今後を考えたい」と、進退については明言を避けた。

 男子100キロ級で1回戦敗退の鈴木桂治(平成管財)は日本選手団の主将として北京に残った。

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2008年8月17日のニュース