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浜口2大会連続の銅!父も納得「よくやった」

[ 2008年8月17日 11:35 ]

女子72キロ級で銅メダルを獲得し、声援に応える浜口京子

 【北京五輪 レスリング】72キロ級の浜口京子(ジャパンビバレッジ)は準決勝で、優勝した20歳の王嬌(中国)にフォール負けしたものの、3位決定戦ではバーナード(米国)に快勝して2大会連続の銅メダル。

 1回戦でロシアの選手を、2回戦ではブラジルの選手を破って準決勝に進出。準決勝では中国選手に惜しくもフォール負けしたが、アテネに続いてのメダルはしっかりとつかんだ。

 力を出し切ってのメダル獲得に笑顔を見せた。「一生の宝です。自分を信じ続けてよかった」。レスリング女子72キロ級で浜口京子選手(30)はアテネに続き「銅」を獲得。スタンドから声をからして声援を送った両親も「よくやった」と納得する健闘ぶりだった。
 3位決定戦は積極的な攻めで相手を圧倒。勝利を決めると観客席に駆け上がり、最前列に下りてきた母初枝さん(67)と抱き合った。「母には恩返しをしたいと思っていた。メダルは父の首に掛けてあげたい」。表彰式を終え、晴れやかな表情で話した。
 おなじみの「気合だー」の掛け声で応援した父アニマル浜口さん(60)は「京子、サイコー」と雄たけび。「今後のことは京子が決めるだろう。プレッシャーの中、よくやった」とねぎらった。

 ▼浜口京子の話 3位決定戦はレスリングをやってきて最高の試合だった。アテネよりうれしい銅メダル。北京五輪は一生の宝です。母には迷惑をかけたので恩返ししたかった。レスリングが好きなので、今は続けたいと思う。(共同)

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2008年8月17日のニュース