【浜田の公式“券”解】28日中山11R　ヴェロキラプトルがタイトル奪取

東京本社ワンモアトライ　浜田公人
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　ホープフルS。ヴェロキラプトルの初戦は速い出脚でハナへ。主導権を握ってそのまま押し切った。11頭立てで、負かした10頭のうち6頭が後に勝ち上がっていることからレースレベルも高い。2戦目の野路菊Sは4番手で折り合い、直線鋭く抜け出して完勝。初戦の逃げ切りから一転、センスの良さを見せつけた。機動性に富む一方で、コントロールも効く。中山は初めてだが、こなせるどころかベストの印象すら受ける。ブレーク中のスワーヴリチャード産駒。馬名は白亜紀に生息した恐竜の名前。知能が高く脚が速いことから、ラテン語由来で「素早い略奪者」と名付けられた。馬名通りの機敏さで、タイトルを奪い取る。（2）から。