今週の丸山元気!

スイートセント 力を出し切れればチャンス

[ 2020年1月19日 11:03 ]

今週は土日合わせて17鞍に騎乗します。

ニシノホライゾン(土曜1R)の前走は少し太目のぶん直線で伸びませんでしたが、それでも4着に頑張ってくれましたからね。体が絞れていれば楽しみです。

シンドラー(土曜5R)は僕が乗って2着だった時は不利がありましたからね。未勝利は勝てる力を持っていると思いますし、スムーズなら。

トレンドライン(土曜10R)は2走前、前走といい脚を使ってますからね。今回も終いを生かす競馬をして、あとはハマるかどうかだと思います。

ツキサエル(日曜6R)は悪くないですよ。気性もおっとりしているくらいですし、初戦から力は出せると思います。

エタニティーワルツ(日曜8R)は前走頑張ってくれましたし、今回も内枠が当たってほしいですね。

スイートセント(日曜12R)は欲を言えばもう少し体をうまく使えてほしいところですが、調教の動きは良かったですよ。力を出し切れればチャンスはあると思っています。

今週も応援をよろしくお願いします。


◎山崎の見解
土曜日
1Rニシノホライゾン ☆☆☆☆
 前走は太目残りのぶん伸びを欠いた印象だが、過去に2着1回3着3回があるように今の未勝利なら実績上位の存在。相手関係も前回より楽になった印象で、体が絞れていれば上位争い可能。前走上々の走破時計で2着したニーケススマイル、ダート替り魅力のトミケンリフリーク、ダート短距離が合いそうなヒガシヴァルキリーが強敵か。

3Rスエーニョルシード ☆☆
 終いの反応はまだ一息だが、入念に乗り込まれており、馬体の良さも目立つ。実戦で変わる可能性も。一追い毎に反応が良くなっているシェダル、再仕上げだがパワフルな動きを見せているメジャーブレイク、好仕上がりのショウナンアニメが上位候補か。

5Rシンドラー ☆☆☆
 前走は10着だったが、ダートが合わず参考外。3走前の4角で不利がありながらも0.1秒差2着が好内容で、2走前も6着ながら勝ち馬とは僅か0.2秒差。芝に戻って、変わる可能性は十分。器用さがあるポーラーサン、骨折明けだが2戦して2着2回と実績上位のトロワシャルム、長くいい脚を使えるラストエクセルが強敵か。

7Rライレローズ ☆☆
 過去に現級で3着3回の実績あり。芝血統で初ダートが鍵になるが、雨で脚抜きのいいダートならスピードを生かせそうな印象があり、上位食い込みがあっても。近走の終いの脚が堅実なシアトルトウショウ、前走初めての1200メートルで2着と適性示したエヌワイパフューム、安定しているマリノエクスプレスが上位候補か。

8Rイリスファルコン ☆
 終いは差を詰めるが、現状では展開の助けが必要なタイプ。ダートも過去に一度走り14着と大敗しており、上位争いまでは…。叩いて好仕上がりのスポーカンテソーロ、近走安定しているノーベルプライズ、渋太さがあるアポロチーターが上位候補か。

9Rフェルミスフィア ☆☆
 スタートを決めて好位追走から直線で抜け出し、前走はセンス十分の走り。中山替りはむしろ歓迎で、1勝クラスでも上位食い込み可能。右回りの方が走りがスムーズなチアチアクラシカ、立ち回りが上手なインターミッション、前走はスタート後に不利があったショウナンハレルヤが上位候補か。

10Rトレンドライン ☆☆☆
 近走末脚に磨きがかかってきた印象で、前走も2着と好走。脚抜きのいいダートで2勝しており、週末の雨予報も関係。展開ひとつで上位争い可能。前走初ダートで楽勝したシャドウセッション、まだ底を見せていないブラックヘイロー、前走はスムーズさを欠いたアルマスティングが強敵か。

12Rフォークテイル ☆☆
 前走は14着だが、内枠で包まれ消化不良の競馬。手頃な今回の頭数で、スムーズな競馬ができれば上位食い込みがあっても。自己条件なら地力上位のアップライトスピン、終い堅実なジョブックコメン、鞍上と手が合うユナカイトが上位候補か。

日曜日
1Rヴァンデリオン ☆
 ここまで3戦しているが、5着が最高着順。ダート短距離に戻して前進があればいいが…。大型馬でダートは合いそうなゴールドオーク、前走は出遅れが応えたスイスライツ、先行力があるシゲルメイオウセイが上位候補か。

2Rレヴィ ☆
 ここまで4戦しているが、ワンパンチ足りない競馬続き。距離延長でどこまで変わるかだが…。牝馬限定戦なら力量上位のジェロボーム、好仕上がりのナックダイヤ、渋太さがあるラマトリスが上位候補か。

4Rインウィクトス ☆☆
 ダート3戦目で慣れてきたのか、前走は好位から抜け出し快勝。勝ち時計も上々で、昇級でも差のない競馬ができそう。前走タイム差なしの2着だったオーロラテソーロ、前走初めての1200メートルでも対応できたコパノライダー、終い堅実で相手なりに走れそうなタイニーベイビーが上位候補か。

5Rロジマジェスティ ☆☆☆
 前走は6着だったが、追い出したところで前が塞がり不完全燃焼。それでも勝ち馬とは僅か0.5秒差で、スムーズな競馬ができれば上位争い可能。競馬センス十分のリーディングパート、渋太さがあるユウチャファスト、好仕上がりのステラドーロが強敵か。

6Rツキサエル ☆☆
 調教時計はそれほど目立たないが、乗り込み量は十分。芝向きの軽い走りで、実戦で変わる可能性も。最終追い切りで好時計をマークしたサクラシャムロック、再仕上げも上々の動きを見せているアルピニズム、好馬体で動きも一追い毎に良くなっているルフトシュトロームが上位候補か。

8Rエタニティーワルツ ☆☆
 近2走は内をロスなく立ち回ったこともあるが4、5着と安定した成績。過去に現級2着がある実績馬が復調気配。展開ひとつで上位食い込みがあっても。好仕上がりで1200メートルも合うイチゴミルフィーユ、末脚堅実なミスパイロ、前走はハイペースに巻き込まれたナリノメジャーが上位候補か。

10Rアンフィトリテ ☆
 過去にオープン勝ちの実績はあるが、近走の成績は一息。初ダートでどこまで変わるかだが…。前走は重賞でも上々の粘りを見せたレッドアネラ、末脚堅実なドリュウ、オープン特別なら力量上位のシュウジが上位候補か。

11Rチュウワジョーダン ☆
 前走は前々でうまく立ち回り未勝利を勝ち上がったが、勝ち時計は平凡。今回は重賞で一気の相手強化。どこまでやれるか試金石の一戦か。前走楽勝で素質高いスカイグルーヴ、センス十分のビターエンダー、長くいい脚を使うクリスタルブラックが上位候補か。

12Rスイートセント ☆☆☆
 前走は初の1200メートルでも流れに乗れていたが、直線で前が開かずに不完全燃焼の7着。中間の動きも上々で、スムーズなら上位争い可能。決め手鋭いハイヤーアプシス、安定しているペイシャドリーム、前走は放馬の影響があったライバーバードが強敵か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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