今週の丸山元気!

サルサディオーネでG1挑戦「マイペースでいければ。右回りの克服も鍵」

[ 2018年11月2日 17:00 ]

今週は土曜は福島、日曜は京都で合わせて12鞍に騎乗します。

アドマイヤジャズ(土曜8R)は引っ掛かるので、我慢して追い出す競馬をする予定です。あとは展開がハマるかどうかですね。

カイザーヴェッター(土曜10R)は追い切りに乗りました。休み明けでも悪くはありませんでした。福島で未勝利を勝っていますし、昇級でどこまでやれるかですね。

カッパツハッチ(日曜8R)はスピードはこのクラスでも通用すると思いますが、ただ、中間跨ってみてテンションが高いので、輸送もありますし、その辺がどうかですね。

サルサディオーネ(日曜12R)はマイペースで行ければ渋太いですけど、今回は同型がいますし、あとは右回りの克服も鍵になりますね。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解

土曜日

1Rソンリッサ ☆☆ 前走は後方のまま11着に終わったが、芝だが3走前2着の実績や調教の動きから力は秘めている。かなり低調な組み合わせで、距離延長で変わる可能性は十分。血統からダート替りは好材料のラテリシウス、渋太さがあるミラクルチューン、前走見せ場があったベルキューズが上位候補か。

2Rタイセイチーフ ☆☆ 初戦はすんなりハナを奪い3着。ペースを考えると十分評価できる内容で、開幕週の馬場なら粘り込み十分。堅実なドゥシャンパーニュ、距離短縮は好材料のナタラディーヴァ、前走は厳しい展開だったモズベイビーが上位候補か。

7Rグランデミノル ☆☆ 前走は直線でいい脚を使い4着。他力本願な面はあるが、現状では短距離で差す競馬がベストで、展開ひとつで食い込みがあっても。小回り替りは好材料のマートルリース、好仕上がりのタイセイアピール、前走楽勝だったシェーナが上位候補か。

8Rアドマイヤジャズ ☆ スタートや折り合いに課題があり展開に注文が付くタイプ。終いは差を詰めるが、開幕週の馬場では…。叩き良化型のトワイライトライフ、好仕上がりのシンデレラメイク、右回りは合うネイビーアッシュが上位候補か。

9Rフォーティプリンス ☆☆☆☆ 近5走中4回馬券圏内と安定した成績。使い詰めだが中間の動きは上々で、今回の低調なメンバー構成なら上位争い必至。前走距離短縮で2着と好走したクインズマラクータ、好仕上がりのヴォルフスブルク、同舞台で現級2着があるロードコメットが強敵か。

10Rカイザーヴェッター ☆☆☆☆ 前走は距離延長とブリンカー効果で一変して未勝利勝ち。休み明けになるが乗り込みは十分。低調な組み合わせでもあり昇級、久々でも上位争い可能。前走は道悪のなか4着と現級にメドを立てたノチェブランカ、決め手上位のロゼフェニックス、手の合う鞍上に戻るルックスマートが強敵か。

11Rコウエイダリア ☆☆ 前走は先手を奪い優秀な時計で逃げ切り勝ち。この中間も栗東坂路で好時計をマークしているように、ここにきて地力を付けている印象で、昇級でも侮れない。初芝の前走で強い勝ち方だったレディバード、好仕上がりのトロワゼトワル、現級勝ちがあるメイショウカリンが上位候補か。

12Rマハヴィル ☆☆☆ 近2走、福島のコース形態と似た小倉で2、3着。器用さがセールスポイントで、今回も上位争い可能。好仕上がりのアンネリース、安定しているデルマウオッカ、前走は脚を余したレッドイリーゼが強敵か。

日曜日

5Rヘイセイラスト ☆☆ 乗り込み本数は少なく若干余裕残りの印象だが、常に併せ馬で先着し時計も上々。勝負根性があり、初戦から上位食い込みは十分可能。乗り込み十分で最終追い切りの動きも良かったアドマイヤコースト、好馬体で質の高い併せ馬も消化しているアルクス、入念に乗り込まれて動きも力強いグリッサードが上位候補か。

6Rリリーモントルー ☆☆ 勝ち味に遅い印象だが、現級での好走歴は多数。終いの脚は堅実で、流れひとつで上位食い込みがあっても。現級勝ちがあり力量上位のエクレアスパークル、安定感があるインターセクション、調教の動きが良く好仕上がりのリシュプールが上位候補か。

8Rカッパツハッチ ☆☆ 前走はスタート後に不利があり流れに乗れなかった印象。未勝利勝ちの時計は優秀で、発馬を決めて前々で運べれば上位食い込みがあっても不思議ではない。立て直して好仕上がりのイノバティブ、現級勝ちがあるエンゲルヘン、2戦連続で2着のイサチルホープが上位候補か。

12Rサルサディオーネ ☆ マイペースで運べれば渋太いタイプだが、今回は相手が強く同型も数頭。加えてコメントにあるように良績は左回り。鞍上の腕で、少しでも上位にこれればいいが…。充実著しいプリンシアコメータ、実績上位のクイーンマンボ、前走は出遅れて力を出せなかったアンジュデジールが上位候補か。

◆山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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