【多摩川ボート・大郷葉月杯】中野次郎　感謝の気持ちを胸に準優勝負駆け

4日目5、12Rで準優勝負駆けに挑む中野次郎
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　＜多摩川11日5、12R＞初日12Rドリーム戦（8日）で1号艇を任された中野次郎（42＝東京）が、まさかの勝負駆けに追い込まれた。今シリーズの主役候補だったが、3日目までに5戦して未勝利。得点率も17位タイに甘んじている。

　10日の3日目7Rも道中で何とか杉山貴博に競り勝って3着。「全く出ていない。伸びは普通あるけど押しがない。出足が全くない」と表情を曇らせた。

　ただ、次走はボートレース多摩川の推薦で出場する福岡SGメモリアル（22～27日）。「頑張るしかない。選んでもらった期待に応えたい」と力を込める。

　さらに予選最終日となる11日は2、1号艇の内枠2走だ。ここでシリーズ初白星を挙げ、準優勝戦への道を切り開く。