【佐賀競馬・佐賀スプリングカップ】連軸視は先行力上位のアンバラージュ 有力馬を紹介

[ 2022年4月22日 12:00 ]

昨年の佐賀スプリングカップで2着だったアンバラージュ
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 今年度の佐賀競馬古馬長距離路線の幕開けとなる重賞「エフエム佐賀杯第5回佐賀スプリングカップ」(距離1800メートル・1着賞金300万円)が24日第6レースでゲートイン。佐賀の強豪馬が覇権を争う春大注目の一戦だ。

 連軸視するのはアンバラージュ(牝6)。昨年の佐賀スプリングカップは1番人気に支持され、パイロキネシストに逃げを許したが2着と善戦。その後も佐賀が誇る地方競馬界の星である飛田愛斗を背にA級、オープン、重賞でブレずに好走を続けている。3月地方全国交流重賞の「はがくれ大賞典」(距離2000メートル)では積極的に先頭でレースを進め佐賀勢最高位の4着。地元同士なら先行力は上位で今回はパイロキネシストとの先陣争いを制して昨年のリベンジを果たすとみた。

 相手筆頭はJRA重賞(GⅢ)2勝、地方重賞6勝の実績最上位グレイトパール(牡9)。中央から佐賀に移籍してきて初の重賞Vとなった19年第2回大会のように早めに前団につけて抜け出すのが理想か。佐賀中長距離界の雄が本領を発揮する。

 ディフェンディングチャンピオンのパイロキネシスト(牡10)も黙ってはいない。昨年とは違って道中控える競馬になっても首位争い可能な地力は備わっている。

 近況のリズムを問えばマイコート(牡6)が怖い。今年はA級戦を5戦し3勝2着2回。前走「九千部山特別」(距離1750メートル)は好位駆けを決めている。

 A級戦3連勝中のラインエミネント(牡6)も勢いは十分あり侮れない。

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2022年4月22日のニュース