【フローラS】関西馬逆襲ルージュスティリア樫Vへ切符獲る

[ 2022年4月22日 05:30 ]

引き運動でコンディションを整えるルージュスティリア
Photo By 提供写真

 【東西ドキュメント・栗東=21日】桜花賞、皐月賞のクラシック2戦を関東馬が連勝。21世紀になり、関東馬が2競走とも制したのは04、13年に続いて3度目とか。該当する過去2回のオークス&ダービーは共に関西馬が巻き返してV。栗東で取材する寺下はその再現があるとにらむ。オークスでの逆襲候補として注目するのがフローラSに出走するルージュスティリアだ。木曜朝、コンビを組む福永に感触を聞いた。

 「新馬戦で桜花賞馬(スターズオンアース)を負かしているからね。(騎乗した1週前追いの)動きは悪くなかった。力さえ出し切れれば上位だと思うよ」

 昨夏の新馬戦はのちの桜花賞馬を寄せ付けず、上がり3F32秒7の末脚で押し切った。それ以来だったチューリップ賞は大きく出遅れて6着。「前走はタイミングが悪かったみたいだが元々、スタートは速い。ワンターンだし2000メートルもこなせるかな」とジャッジした。関東馬のジオグリフで皐月賞を制した名手。今週は素質を秘めた関西馬をG1の舞台へと導く。

続きを表示

2022年4月22日のニュース