【有馬記念2週前追い】クロノジェネシス 鋭い脚色披露!後半ピッチ上げてラスト1F11秒5

[ 2021年12月9日 05:30 ]

CWコースで追い切るクロノジェネシス(撮影・亀井 直樹)
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 「第66回有馬記念」(26日、中山)でグランプリ4連覇を狙うクロノジェネシス(牝5=斉藤崇)が2週前追い切りを行った。2日に栗東へ帰厩後、初めての長めの稽古は団野(レースはルメール)を背にCWコース単走。前半は気負うような面を見せていたが、4F過ぎから徐々にピッチを上げていく。直線は馬場の外めに進路を取り、軽くゴーサインが出るとグンと加速。シャープな脚色で6F83秒6~1F11秒5を刻んだ。動きを見守った斉藤崇師は「少し前がかりになった感じが強かったけど、4角まで我慢させた。(本番までに)修正できるところをしっかり修正していきたい」と報告した。

 凱旋門賞7着後は栗東近郊のノーザンファームしがらきへ放牧。有馬記念でラストランを迎える。師は「放牧先で順調に乗ってくれて、いつも通りの過程。体つきはいつもと変わりない。2歳からここまでずっと一生懸命走ってくれた。競走生活最後になるので(彼女が)楽しい走りをしてくれたらと思います」と有終Vへ期待を寄せた。

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2021年12月9日のニュース