【香港国際競走国内最終追い】グローリーヴェイズに力強さ、ダノンキングリーは迫力

[ 2021年12月2日 05:30 ]

香港遠征へ貫禄の伸びを見せたグローリーヴェイズ(撮影・西川祐介)
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 香港国際競走(12日、シャティン)の国内最終追いが1日、美浦トレセンで行われた。19年に続く香港ヴァーズ(芝2400メートル)2勝目を狙うグローリーヴェイズ(牡6=尾関)は強い雨が落ちるWコースへ。いっぱいに追われ、G1馬らしい力強い伸び。時計は5F67秒6~1F11秒7をマークした。尾関師は「単走だったので強めにやりました。春に香港を走った時(クイーンエリザベス2世C2着)より間隔に余裕があるので馬がフレッシュ。香港の芝は凄くフィットしている感じがあるので」と期待十分だった。

 香港マイル(芝1600メートル)のダノンキングリー(牡5=萩原)はWコースで馬なり単走。この馬らしい迫力のあるストライドを繰り出した。時計は5F65秒1~1F11秒9。萩原師は「追い切りの動きは良かったですし、いい感じできています。(初の海外遠征で)輸送がポイント。現地での調整は臨機応変に」と話した。昨年ノームコアで香港Cを制した厩舎力が生きてきそうだ。

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2021年12月2日のニュース