【船橋・クイーン賞】本紙公営担当3記者がガチンコ予想 12月1日発走

[ 2021年11月30日 12:00 ]

昨年のクイーン賞を制したサルサディオーネ
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 船橋ケイバで12月1日、牝馬交流GⅢ「第67回クイーン賞」(1800メートル、ハンデキャップ競走)が行われる。スポニチ公営競技の担当3記者によるガチンコ予想対決を実施。中央競馬、ボートレース、競輪、各担当者のだれが勝利するか。独自の見解と1万円分の買い目は要注目だ。

■中央競馬担当:鈴木智憲記者
 大井所属の(4)サルサディオーネが連覇を飾るとみる。昨年は9番枠から好スタートを切ってハナを奪い、2着アッシェンプッテルに2馬身半差をつける〝圧逃〟劇。今年も7~9月に逃げ切って3連勝。7歳になったが衰えは全く感じられない。前走のJBCレディスクラシック10着の敗因は右回りの金沢が合わなかったため。JRA所属時代も含めて良績が左回りに集中しているだけに、左回りの船橋で巻き返しは必至だ。

 さらにデータも後押しする。クイーン賞はここ4年、逃げた馬が全て勝っている。今回のメンバーでハナを奪いそうなのはサルサディオーネが有力。大井の巧腕・矢野が昨年の再現を演出する。相手は先行脚質の(2)リネンファッションと(10)ウェルドーンの2頭。行った行ったで決まる可能性は高い。

<勝負馬券>
3連単(4)-(2)(10)-(2)(10)の2点を各5000円で計1万円

■ボートレース担当: 出田竜祐記者
 本命は連覇を狙うサルサディオーネ。昨年は9番枠から爆裂ダッシュ。斜めに横切って1コーナーを先制、圧巻の逃げ切りだった。重なるのはボートレース界の〝捲りクイーン〟高田ひかる(27=三重)だ。

 6艇で1周600メートルのコースを左回りに3周するボートレースは、スタートから最短距離で1Mを回れる1コース=インが圧倒的有利。1コースの1着率は全国平均約55%。半分以上の決まり手が1コースによる「逃げ」だ。そんな中、高田は「捲り」を得意とする速攻派。2~6コースの艇が1周1Mで内の艇を外から抜いていく戦法で、今年70勝のうち43勝を挙げている。8月のレディースチャンピオン(浜名湖)でGI初優出。準優勝戦で不利な6コースから内5艇をねじ伏せた勇姿は昨年の(4)サルサディオーネそのものだ。

 クイーン賞の過去の好走馬を振り返ると、ハナを切った馬が4連勝中。本命馬は7歳にして充実期で、昨年に続き先手必勝で決まりだ。相手は(2)リネンファッション、(10)ウェルドーンのJRA勢。

<勝負馬券>
馬連(4)―(2)(10)の2点を各5000円で計1万円

■競輪担当:渡邉雄人記者
 リベンジするために舞い戻ってきました。5月のかしわ記念に続き、競輪記者代表として予想させていただく渡辺です。前回は的中、収支もプラスだったが、競馬、ボートの先輩記者に払い戻し額で負けた…。今回こそは勝ちたい。

 クイーン賞ということで熱き女たちの戦い。競輪記者としては、どうしてもガールズケイリンに置き換えながら考えたくなる。出走表を見ると…いた!(13)プリティーチャンス。前々走の内房Sでは後方からレースを進め、直線で大外を突き抜け1着。まるでガールズグランプリ3連覇中の絶対女王・児玉碧衣(26=福岡)のようなパワー溢れるレースだった。さらに、かわいらしい名前とは想像もできない豪快さは、才色兼備の女王とも重なる。競輪記者としてほっとけない。

<勝負馬券>
(13)の単勝・複勝を各5000円で計1万円

 いよいよ本番はあす12月1日。果たして注目レースの結果は――。「船橋競馬完全攻略! 船橋ケイバ × netkeiba」では、スポニチだけでなくサンスポ、スポーツ報知の予想も無料で見ることができる。公営記者のプライドをかけた予想と合わせて参考にしてほしい。

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2021年11月30日のニュース