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【チャンピオンズC】左回りで南関の雄・カジノフォンテン台頭

[ 2021年11月30日 05:30 ]

かしわ記念を快勝したカジノフォンテン(右)
Photo By スポニチ

 過去10年の傾向から勝ち馬に迫る「G1データMAX」。今週はダートの頂上決戦「チャンピオンズC」。白毛ソダシの参戦で盛り上がるが、歴戦の砂の猛者にとっても譲れない舞台。砂の桶狭間を制するのは?データ班が導き出したのは“史上初”を狙う“南関の雄”だ。

 (1)年齢 5歳が【5・3・3・31】、6歳が【2・4・3・27】と、この2世代が活躍。一方、本来は“働き盛り”であるはずの4歳が【1・0・2・32】と不振だ。3歳は【2・1・1・13】とまずまずだが、連対した3頭(15年2着ノンコノユメ、18年Vルヴァンスレーヴ、19年Vクリソベリル)は、全て同年のジャパンダートダービーの勝ち馬。7歳以上は【0・2・1・24】。連下としては狙えても、勝つまでは厳しい。

 (2)ステップ JBCクラシック(レディスクラシック含む)組が【5・3・3・35】と主力を形成。交流G1とはいえ強豪が集うためレースレベルは高い。同じ左回りの盛岡で行われる南部杯組も【2・2・1・5】と活躍。中央の前哨戦である、みやこS組は【1・3・4・34】、武蔵野S組は【1・2・0・26】。特に中京開催となった14年以降は劣勢だ。いずれにせよ連対20頭のうち19頭が前記4レースからの参戦。着順は5着以内が目安となる。

 (3)実績 まず優勝馬10頭は出走時点で全てダート重賞勝ちがあった。これは必須条件。特に中京開催となった14年以降は、全てダートG1(交流含む)を勝っていた。あとはリピーターが幅を利かせているレース。近年ではゴールドドリームが17年V→19、20年2着と出走機会3連続で連対を確保している。過去にこの舞台で好走した馬には注意が必要。

 (4)ソダシ 過去10年で3歳牝馬の参戦は皆無。前身のジャパンCダートを含めても2例しかなく、データとしての分析は不可能だ。ただ、間違いなく今年の主役。あえて項目を設けて買える要素と買えない要素を列挙しておく。

 まずは買える要素。父は01年にNHKマイルC、ジャパンCダートと史上初めてJRA芝&砂G1を制したクロフネ。その産駒は舞台となる中京1800メートル(新装した12年以降)で、種牡馬別最多の24勝を挙げている。最適舞台で父の血が騒ぐ可能性も。

 一方で、ここがダート初挑戦だった馬はジャパンCダート時代に6頭出走し、全て9着以下。02年にダート未勝利だったイーグルカフェが優勝したが、ダート7戦のキャリアとG3武蔵野S2着の実績があった。過去のクラシックホースのダートG1挑戦も結果を残せておらず、傾向からは苦戦の兆候が出ている。

 結論 一長一短と言わざるを得ないメンバー。データからは思い切って地方馬カジノフォンテンを抜てきする。好成績の5歳馬。今年に入り川崎記念、かしわ記念と中央馬を撃破してG12勝は胸を張れる。凡走した近2戦は右回り。【11・0・0・2】の左回りなら、再び激走があっても驚けない。

 リピーターとしては連覇を狙うチュウワウィザード。何といってもドバイワールドC2着が光る。カフェファラオは相性の悪い4歳だが、今年のフェブラリーSの勝ち馬。その後は不振だが、ここで復活なら、同じく4歳で17年Vゴールドドリームと軌跡が一致する。ソダシは別項の通り。信じるか、信じないかは、あなた次第です。

 《船橋勢絶好調》カジノフォンテンが所属する船橋勢は今年絶好調。3歳の砂王を決する7月のG1ジャパンダートダービーでは、ブービー12番人気のキャッスルトップが中央勢7頭を退ける大金星。今月3日に金沢で行われたJBCクラシックではミューチャリーが中央のG1馬5頭を撃破した。カジノフォンテンの2勝も含め、3頭で交流G14勝の快進撃。この勢いで中央G1も突破できるか。

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