【オールカマー】今週も手塚厩舎!ウインマリリン&セダブリランテスでG1馬撃破、飛躍の秋だ

[ 2021年9月22日 05:30 ]

オールカマーで秋初戦を迎えるウインマリリン
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 今週の中山メインは秋の名物G2「第67回オールカマー」。先週のセントライト記念をアサマノイタズラで制した手塚厩舎が、2週連続の重賞Vを狙いウインマリリン、セダブリランテスの2頭出しで勝負を懸ける。今年既に重賞5勝、調教師リーディング争いでも上位につける絶好調ステーブルから目が離せない。

 オープン馬の宝庫と言っていい東の強豪・手塚厩舎。居並ぶ重賞ウイナーの中から、今週はウインマリリンが飛躍の秋を見据え出陣する。昨年のオークス2着馬で、今春にはG2日経賞で牡馬を撃破。前走は3200メートルの天皇賞・春に挑戦し5着と健闘した。「ここからエリザベス女王杯へ向かう予定。中山は合うし楽しみ」と手塚師。既に今後の青写真を描いての秋初戦に気合が入る。

 前走後に右肘腫を発症。関節に水がたまる症状で手術を受けた。無事に成功し、放牧を挟んで8月下旬に帰厩。「回復具合を見ながら調整し、始動戦をここに決めた。十分に乗り込んできたので感じはいい」と師。久々の臨戦は問題ないことを強調した上で成長点も挙げた。「全ての面でプラスを感じる。まだ少しイライラする面は残るが、年齢を重ねて精神面もいい感じになった。春よりも馬の雰囲気がいい」と目を細める。

 厩舎は絶好調。マイネルファンロンが新潟記念を制して夏競馬を締めくくると、セントライト記念ではアサマノイタズラが快勝。菊花賞へ名乗りを上げた。そのアサマの勝利で今年36勝目。調教師リーディングで関東1位、全国でも3位につける。G1・2勝を含む重賞5勝は調教師では今年最多。火曜朝はWコースで調整したが、付き添ったのは今年のNHKマイルCを勝ったシュネルマイスター。普段の何げない調整にも、厩舎の層の厚さが見て取れた。

 そんなトレーナーの夢はグランプリへの多頭出し。「マリリンも女王杯の後は有馬記念へ向かえたらいいと思っている。できるだけ多く出したいね」と意気込む。ここをステップに、まずは悲願のG1制覇。そして暮れの大一番へ。常に次の高みを目指すトップステーブルの挑戦に注目だ。

 《7歳セダブリランテス、奮起期待》手塚厩舎のもう一本の矢はセダブリランテス。前走エプソムCでは17着に大敗。手塚師は「もう少しやれると思ったが、ワンターンの千八で器用さを生かせなかった。暑さに弱い馬でその点も影響したかも」と振り返る。体質が弱く休みを挟みながらの臨戦だが「今は脚元を気にせずビシビシ調教できている。7歳なので若い馬と比べてどうかだが、力は出せる状態」。重賞2勝の古豪の奮起に期待を寄せた。

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