【鳴門・大渦大賞】池田 超鋭発G1・13度目V、賞金13位に急上昇

[ 2021年9月22日 05:30 ]

鳴門G1大渦大賞を制し、優勝カップを手にする池田
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 ボートレース鳴門のG1大渦大賞優勝戦が21日、第12Rで行われ、池田浩二(43=愛知)がインからコンマ01のトップスタートを決めて逃げ切り。今年7度目、G1は通算13度目、大渦大賞は9年前の59周年以来、2度目の優勝を飾った。

 まさに走る精密機械。究極のコンマ01スタート。池田がついにリミッターを解除した。「放るのを忘れてた。西山君よりちょっと前にいたので危なかった。気をつけないと」。言葉には少々の反省を含みながらも、さすがの貫禄を示した。「いいエンジンだった。今節は不安なくレースができた。優勝戦もグリップの感じが良かったし、いい仕上がりになっていた。ずっと悪いエンジンばかり乗っていたので、普通くらいのエンジンを引けば、こんな感じでレースができるんだと実感した」

 賞金1000万円を積み上げ、賞金ランクも準優直後の23位から13位まで急上昇。グランプリもはっきりと視野に入ってきた。「いいところまで来たので、これからはSGで結果を出すだけ。競輪(G2共同通信社杯)で岐阜の山口拳矢君が優勝したのを知って凄く刺激になった。東海地区の公営競技を盛り上げていきたい」。東海ボート界の顔は決意を語った。

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2021年9月22日のニュース