【宝塚記念】ルメール 剛脚Vクロノジェネシス絶賛「ラスト200は楽でした」 負傷離脱の北村友にエール

[ 2021年6月27日 16:30 ]

<宝塚記念>ウイニングランを行うクロノジェネシスと馬上で1本指を立てガッツポーズのルメール騎手(撮影・亀井 直樹)
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 上半期のG1を締めくくる春のグランプリ「第62回宝塚記念」(G1、芝2200メートル)が27日、阪神競馬場で行われ、ファン投票1位で1番人気のクロノジェネシス(牝5=斉藤崇)が制し、2連覇を達成。同レース初制覇となった鞍上のC・ルメール騎手は「ラスト200メートルは楽でした」と最後の直線で圧巻の末脚を披露したクロノジェネシスを称えた。

 C・ルメールはレース後、クロノジェネシスの主戦を務めてきた北村友一騎手に対し「とりあえずは北村友一ジョッキーにコンニチハいいたいね。騎手生活に怪我はつきものだから、気にせずお大事に。きっとまたG1勝てると思います」とコメント。落馬負傷で長期戦線離脱を余儀なくされた“騎手仲間”を気遣った。

 初コンビとなったクロノジェネシスについては「馬のコンディションはとても良かったです。パドックでもとてもキレイでした。返し馬でもいい感じでしたし、道中も完璧だったので」と絶賛。「すぐレイパパレの後ろになりましたので、凄くいいところでした。凄くいい脚を使ってくれました。ラスト200メートルは楽でしたね」と会心のレースを振り返った。

 C・ルメールはさらにクロノジェネシスの海外挑戦について問われると「クロノジェネシスの血統はヨーロッパの血統ですね。柔らかい馬場でもすごくいいパフォーマンスができるので、海外で特にフランスではいい結果を出すことができると思います」とコメント。最後に「今日は宝塚記念を私自身が初めて勝てて、本当にうれしいです」と締めた。

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2021年6月27日のニュース