ボートレース平和島、とこなめが開催打ち切り　大時計昇降装置故障、水上施設破損で

　ボートレース平和島は26日、開催中だった5日間シリーズの中止、打ち切りを発表した。25日に大時計昇降装置に不具合が発生し、2日目6R以降を中止。当初は日程を順延して開催する方針だったが、復旧作業が間に合わないとみて断念した。ボートレース平和島は「ファンの皆さまには多大なご迷惑をお掛けいたしまして大変申し訳ございません。なお、大時計昇降装置につきましては現在、復旧作業を全力で進めているところでございます。以後、このようなことがないよう再発防止に向けた取り組みを実施し、ボートレース平和島関係者一丸となってファンの皆さまに喜んでいただける競走開催に努めてまいります」とコメント。次節オールレディース（7月1～6日）の開催については29日までに公式サイトで発表する予定とした。

　また、ボートレースとこなめは26日、開催を予定していた26～29日の一般戦の中止打ち切りを発表した。大時計の手前45メートル地点に位置する空中線を支えるポールがレース前に折れて沈没した。早急な修復作業が不可能なため、正常なレーススタートができないと判断して初日（26日）1R発走前に中止を決定した。