【東京新聞杯】サトノウィザード 左回り問題なし!ラスト1F12秒5に松田師も満足げ

[ 2021年2月3日 05:30 ]

 今月いっぱいでトレーナーの定年引退により解散する名門が送り込むサトノウィザードは、松田厩舎流の火曜追いで仕上げた。コンビ継続の鮫島良を背に、左回りのCWコースで大きく離れた僚馬2頭を目標にスタート。軽快にペースを上げ馬なりのままフィニッシュした。ゴール後には前2頭に追いつき、6F80秒7~1F12秒5の好時計をマーク。見届けた松田師も満足げだ。

 「左回りで真っすぐ走れるかチェックしたが全く問題なかったです。中間もCWコースと坂路でしっかり時計を出していますよ」

 新馬勝ち直後の19年若駒Sは1番人気に支持され、ヴェロックスの2着。重賞は初挑戦となるが、素質は引けを取らない。松田師も「上がりの時計(自身最速は20年月岡温泉特別1着の3F32秒4)は速いし、能力は高い」と評価する。かつて厩舎に所属した鮫島良を3戦連続で起用。「良太騎手で結果が出ているし、ここ2走(立雲峡S1着→ニューイヤーS4着)の経験を生かせたら」と愛弟子に託した。

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2021年2月3日のニュース